故 WD5000AACS 儀
7年使ってたハードディスクさんが遂に壊れてしまった.Intel SSD 750を買ったばかりだというのに…勘弁してもらいたい
経緯
昔々,PT3ではなくPV4が出たばかりの頃に購入.アレは1時間番組で20~30GBぐらい食うから,新規増設しないと厳しかった.
録画用途・倉庫用途でほとんど24時間動いてるサーバーマシンにずっと組み込まれてたから,7年持ったのは優秀かな
使用時間を年に直すと6.07年だから,ちょっと少ない.電源投入回数を見ると,割りと24時間運用してない感じが…
そういえば,昔は録画時間が来たら動くようにしてたっけな(遠い目)
状況
7/13ごろ,サーバー機(Linux)のアクセスランプが灯ったままシステムがハング,再起動を試みる.
原因特定のため,各ストレージのSMARTを見るも異常はない.WD5000AACSにbadblocksを走らすと異常な数の不良セクタをはき出す.特定.
再起動をすると,HDD自体をOSが認識しない.もうだめだ.
とりあえず,メイン機(Windows)に入れて確かめてみると正常に認識する.何とかなりそうなのでバックアップを試みる.
すると,いくつかのファイルをコピーした段階で急にHDDがデタッチされる.
バックアップすべきファイルを180GBぐらいに絞っても,10GBも移動しないうちにデタッチされて,OSから見えなくなるので非常に困る.
その上,SATAでマザーボードにつなげてたのでいちいち再起動しなきゃいけない.とても面倒くさい.
何回か再起動してるうちに,UEFIでSATAデバイスの扱いをAHCIモードからIDEモードに切り替えればちょっとは変わるかも?
と根拠のない変更をしたところ,この状況は改善され,デタッチされる代わりに長いI/Oビジーが発生するようになった.(ビジー中はHDDがスピンし始める音が聞こえてきて心臓に悪い)
I/Oビジーなんて普段は冷や汗もんだけど,ここは渡りに船.なんとか楽してバックアップし終えた.
バックアップ出来たのでchkdskにかけるも,全く異常が見つからない.
WD謹製の診断ツールでようやく死亡判定が得られた.
今回みたいなディスクは壊れてないけど,正常に運用できなくなった障害は初めてだった.普通,HDDが壊れたらもうちょっと悲劇的な結末を迎えるもんだけど.
こいつは何が壊れたんだろなぁ,コントローラ基板が死んでるんかなぁ.